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ぽんの考え事

雑記と体験談+考え事

過労自殺に対しての電通社員の発言について思った事

社会問題

どうも、ぽんです。

この記事を知っていますか?

news.infoseek.co.jp

 

 

この記事を読み、自分の中でいろいろ感じたのでブログに書こうと思った。

 

 

 16年12月、電通入社3年目のある女性社員は、こう言い放った。

「できない女(高橋まつりさんのこと)が自殺したので、とても迷惑している。辞めるなどと言い出す社長など上層部の弱腰ぶりには本当にあきれた。クライアントに対して強く出られなくなったため、仕事がやりづらくて仕方がない」

 *記事より引用

 

記事自体は「この発言は異常なものだ」という前提のもと、電通の体質やその成り立ちを歴史と共に解説して「問題は根深い」といった内容。

 

もちろん、電通社員全員が「‘‘引用‘‘のような考え方」をしているとは思わないし、高橋まつりさんの死に心を痛めている社員もいると思う。

 

しかし、この記事を通して、このような考え方に触れて「自分とは全く違う世界に生きる人がいるのだな」と改めて考えた。

同時に「(引用の発言をした女性社員)のような人間に自分がならなくて良かった」とも思った。

 

もし自分と同じ会社の社員が過労死したら

もし、僕の勤めていた会社で、過労死した社員がいたとしたら僕だったら

 

悲しいし、絶対に過労死した人を悪く言えないし、自分たちの会社や労働環境は間違ってるんじゃないか?って考える

 

と思う。

なんといっても「自分の会社の強いた労働によって、一人の人が亡くなっている」のだ。

面識がない人だとしてもショックだし「辛かったんだろうな」とずっと考えてしまうし、しばらく引きずって自分自身も仕事にならないだろう。

そして「自分自身も仕事内容によっては追い込まれて、同じ状態になるかも知れない」と怖くなる。

 

これらは「相手の事を思いやったり、相手の立場に立って物を考える」という想像性で、みんな自然に持っている感情だ。

 

人の命より「仕事」になってしまっている人たち

しかし、上の記事での電通女性社員の発言は、そういった人間の感情、想像性を完全に失ってしまっている。

同じ会社で一緒に働いた人間の死に対して「迷惑だ」という感情が真っ先に来てしまうのだから。

悲しいという感情を感じられない人は、悲惨だ。

 

そもそも、仕事とは「人の営みを豊かにするもの」のはずなので「仕事が人を殺す」事はあってはいけないし、それは仕事じゃない。

良い商品やサービスが完成しても、それを作るために人を殺さないといけないのなら、それは、なくなるべきだ。

一人だから良いとか、二人だからダメだとか、そういう問題じゃない。

 

なぜなら、商品もサービスも、人がいなくなったら価値が無いからだ。

所詮、仕事はその程度の価値しかない。

 

しかし、上の記事で僕が引用した部分の発言をしている女性社員や、同じ考えを持つ社員たちにとっては「後輩社員の命」より「自身の仕事のやりやすさ」の方が重要らしい。

誰でもわかる歪みだが、彼女(彼)らはわからないだろう。

 

人を幸せにするはずの「仕事」が人を不幸にしている。

これを「本末転倒」というのだが、たぶん、彼女(彼)らに、そう話しても理解しないだろう。

 

 

ただ、彼女(彼)らも、子どもがいたり、これから出来たりするだろう。

そして、その子どもが過労死したらどう思うんだろうか。

 

彼女(彼)らに変わって欲しいなどとは思わないし、思うだけ無駄かもしれないが、人間として自然な感情を失ってしまって、かわいそうだとは思う。

同情はしない。

 

 

ぽん