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ぽんの考え事

雑記と体験談+考え事

撲滅しなくてはいけない無意味な長時間労働の話

社会問題

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どうも!元取締役30代無職のぽんです!
今、とても重大な社会問題として長時間労働が注目されています。

僕も去年の今頃は、ブラック労働をしていました。

 

「え?独立開業しての長時間労働だったら自分の裁量でしょ?」と言われるかも知れませんが、そうではありませんでした。

なぜなら僕は一人で経営していた訳ではなく、共同経営をしていたからです。

平等な立場で経営方針に対して意見が言える人間が数人いました。

すると

 

「楽な道と、つらい道、どちらを選んだ方が事業が成功するか?間違いなく後者」

 

という一見は正論に聞こえる考えを持つ人が多くて、多数決で長時間労働をする羽目になります。

これは、僕の元会社だけでなく、どの職場でも同じかも知れませんが、この一見すると正論に聞こえる考えが諸悪の根源だと僕は思っています。

結果から言うと、僕は体を壊しました。

僕の体験を語らせてもらいます。

片道2時間の通勤

独立開業してから僕は毎日、片道2時間の通勤をしていました。
なんでこんな無理な通勤をしたかと言うと「会社の資金が底をついても生きられるように」実家から通ったからです。
家賃と言う、絶対必要な「日常生活の固定費」が高いと、会社の資金が底をついても、思い切って無給で働いたり出来ません。
しかし、実家に住めば無給になっても、衣食住が確保できるという訳です。
両親も喜んで協力してくれましたが、予想以上の通勤時間に苦しみました。
後に、心療内科に行った際に「その労働時間で、その通勤時間だと普通にうつ病になるよ」と言われました。

この体験から、特別な事情がない限り、出来るだけ会社の近くに住んだ方が良いと思いました。

僕は自分の判断が間違っていたとは今でも思っていませんが、住む場所が選べる人は、通勤時間を短くする事を重視した方が良いと思います。

月の残業時間が100時間

その上、毎日14時間勤務で、休憩は1時間とるかどうかでした。
交代で休憩をするのですが、場合によっては18時くらいに昼食をたべる日も多くありました。
休みは週1回あるかないか。
休みの日に集まってミーティングしてたりもしたので、月に1~2回しか休めませんでした。
しかも、ミーテイングの内容も、資料作りやデータの管理方法などの「内向きの事務作業」についての話ばかりで、僕が話したかった集客に関する話し合いは一切行えませんでした。

当時、集客が上手くいっておらず、それによるストレスもあったので「内向きの事務作業」に関するミーティングは、苦痛以外の何物でもありませんでした。

共同経営の他のメンバーが最優先した仕事は、売り上げが安定してから整えていけば良いような内容で、それを何度言っても、全く聞く耳を持ちませんでした。

むしろ、無駄を省こうとする僕の意見が「楽をしようとしている」と非難されました。

そうです、冒頭の「楽な道と、つらい道、どちらを選んだ方が事業が成功するか?間違いなく後者」というメンタリティです。

 

「せっかくリスクを背負って開業したんだから、細部までしっかり仕事しよう」

「そうすると時間が凄くかかり、体はきついけど、気持ちで乗り越えよう」

 

という感じです。

これらの意見は一見、正論に聞こえますが「業務効率を高める事」を無視した思考停止でもあります。

こんな歪んだ正論を振りかざされて「怠け者」扱いされ、強制的に長時間労働を強いられている人が数多くいるのではないでしょうか。

 

必要な仕事が出来ず、自分が必要ないと思う仕事を強要される…

経営者になっても、会社が倒産した際の借金などの責任が増すだけで、普通に会社に勤めて働いているのと何も変わらない毎日でした。

 

一人で開業すればこうはならなかったでしょう。

 

実際、こんなに働く必要はありませんでした。

「内向きの事務作業」以外にも掃除を1時間以上かけてやったり、お客さんが全くいないのに店舗に人数かけたり、、、
一人で独立開業したのだったら、全て自分の責任の中で効率よく変更できたのですが、いかんせん他のメンバーの意見もあるので、現状維持のまま働き続けました。

自分は大丈夫だと思っていたが体に出る

その当時の感覚としては「きついけ何とかやれる」とか「もっと集客になる仕事を進めたい」と思っていました。
しかし、家についてからはシャワーを浴びて寝る準備をするのが精一杯でした。
そんなある日、頭頂部に円形脱毛症が発生し、毎日全身に蕁麻疹が出るようになってしまいました。
自分では「疲れているけど頑張れる」と思っていましたが体が反応してくれました。
心療内科によると、自律神経失調症によってそのような症状が誘発されているそうでした。
その時僕は、体が強くて、症状が出ない人がうつ病になるまで頑張ってしまうのかも知れないな、と思いました。

頑張ってはいけない

僕はその後、結局、共同経営の他のメンバーとの意見の不一致で会社を辞めることとなります。
辞めた事で、ストレスがなくなり、ゆっくり休めると精神的にも肉体的にも回復してきます。
円形脱毛症も完全に治りました。
今、頑張りすぎて体も心もきつい人は、絶対に無理してはいけません。
確かに、退職して仕事を失うと「二度と就職できないかも…」と不安になります。
しかし、今務めている会社も安泰とは限らないのです。
特に、無茶な労働体系の会社は経営に余裕がなく、その場しのぎの経営になっていて、それがブラック労働として社員の負担になっているケースも多いと思います。
その場しのぎの経営をしている会社が20年、30年後の自分を守ってくれるとは考えにくいですね…
なので、無理だと思ったら転職を考えるのはとても重要な選択肢だと思います。

肉体も精神も有限の資源なので、大切にしましょう。

今日はこのへんで!

ぽん